投稿日時 2022-06-21 04:51:59 投稿者 羽夢屋敷 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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2022年6月3日。 久しぶりに銭湯に足を運ぶと、 店は閉店していた。 「本日終了」ではない。 店自体が営業を終了していた。 家からは少し距離はあるが、 バイクや車の模型が整然と並び、 音質の良い音楽が流れる独特の銭湯だった。 悲しい… とても哀しい。 私の住む阿佐ヶ谷界隈には 素敵な銭湯が沢山あるが、 思い返してみると十数年の間に その数は本当に減ってしまった。 全国の銭湯の数について ちょっとネットで調べてみたら、 ピークだった50年前は「1万8000軒」程度。 それが、今ではたったの「1860軒」とのこと。 現在も都内だけで毎月1~2軒の店舗が 廃業しているという。 実に驚くべき減り方である。 「家風呂が当たり前」になっている今の時代、 大衆浴場が減っていくのは仕方ない事だとは思うが、 風呂無しの質素な物件に住み、 コツコツと頑張って生きている人達も まだ沢山居るはずだ。 そういう人達が住む町から銭湯が無くなってしまったら その人達はどうなってしまうのだろうか? 身体もろくに洗えず、汚い身なりをしていたら、 まともな仕事もできないだろう。 こういう、最低限、生活に必要不可欠な所にこそ 国が国のお金を入れて、 しっかり守っていくべきなのではないか? 苛つきから、キーボードを叩く手がブレる。 どこぞの外国に、 バカみたいに大金を寄付する余裕があるのなら、 まずは自分の国をどうにかしてくれ。 と 今のリーダーたちに言いたい。 |
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